毎日水を使う洗面台は、なにかと汚れがつきやすい場所です。ここでは洗面台の汚れの種類と原因、それぞれの汚れを落とす効果的な掃除方法を紹介します。
日々のメンテナンスを習慣にしてキレイな洗面台を保てば、お掃除の手間も省けて家事が楽になりますよ♪
洗面台の汚れは、大きく以下5種類に分かれます。
●石けんカス
流し残した石けんや人の皮脂といった油分が、水道水のカルシウム成分が反応して固まったものです。
●赤カビ
湿度と温度が高い場所で、石けんカスや皮脂を餌にして繁殖するぬめぬめしたカビです。赤カビという通称ですが色はピンク色といったほうが近く、ピンクぬめりと呼ばれることもあります。
●水垢
水道水を流した場所で水分だけが蒸発し、カルシウムやミネラル分だけが残ったものです。イメージとしては、海水を蒸発させると塩が白く残るのに似ています。
●もらいサビ
ヘアピンやカミソリなど、放置した鉄製品と水分が反応して錆びてしまい、そのサビが洗面台に移ったものです。
●青い汚れ(銅石鹸)
水道水に含まれる銅イオンと、人の皮脂や石けんカスが化学反応を起こした際にできる青いシミのような汚れをさします。
これらの汚れのうち、石けんカスと赤カビは比較的簡単に落とせる汚れです。
水垢、もらいサビや銅石鹸は落とすのに時間や手間がかかりやすいので、日々のメンテナンスを心がけて、汚れを未然に防ぐようにしてくださいね。
すでに洗面台の汚れが気になっている状態なら、以下に挙げるものを用意してお掃除を始めましょう。
●汚れの種類に適した洗剤
アルカリ性の石けんカスや水垢による汚れにはクエン酸が、酸性の皮脂汚れには重曹が効きます。気になる箇所にはクエン酸と重曹、そして水をかけてしばらく放置してから流せば、これだけでもだいぶキレイになるはずです。
なお、石けんカスや赤カビは浴室用洗剤で簡単に落とせます。銅石鹸に効果的なアンモニア水は薬局で手に入るので、探してみてくださいね。
●スポンジ・使い古した歯ブラシ
汚れを落とすのに使います。歯ブラシは細かいところの掃除に便利ですよ。
●メラミンスポンジ・研磨剤入りスポンジ
もらいサビや水垢など、頑固な汚れはこすって落としましょう。ただし、陶器製の洗面台は傷つきやすいため、まずは目立たない場所をこすってみて大丈夫か試すこと。
陶器用の柔らかい研磨剤が入ったスポンジも売られているので、自宅の洗面台に合うものを選ぶようにしましょう。
●ゴム手袋
洗剤による手荒れを防ぎます。
なお、特に洗剤を使ってお掃除をする場合には忘れず換気をしましょう。掃除後は、残った水分を拭き取って仕上げてくださいね。
洗面台の鏡に水がはねたまま放置すれば、水垢になります。ハンドソープや洗顔料の泡を垂らしたままにすれば、石けんカスや赤カビの原因に。
使い終わったあとの水滴は拭き取り、汚れはそのつどこまめに洗い流してください。
また、洗面台に落ちた髪の毛は取り除きましょう。ヘアピンなど鉄製のものはもらいサビの原因になるので、置きっぱなしにしないことが大切です。
毎日使う洗面台は、キレイであってほしいですよね。美しさを保つためにも、毎日こつこつとお手入れをする習慣をつけましょう。
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