体を温める食材とはなにかと聞かれたとき、生姜を挙げる方は多いのでは?しかし、具体的にどんな成分が含まれ、どういった効能を持っているかを説明できる人は少ないかもしれません。
ここでは生姜を食べることで期待できる効果や、効果を得るための摂取目安量、簡単に作れるおすすめレシピを紹介します。まだまだ寒いこの冬を生姜のポカポカパワーで乗り切りましょう!
生姜の主成分であるジンゲロールには白血球を増やす効能があるとされ、免疫力アップや殺菌効果が期待できます。
熱や酸素に弱い成分なので、ジンゲロールを摂取したいときには生姜を加熱せず、切る・すりおろすなどの調理も食べる直前にするのがおすすめです。
なお、ジンゲロールは生姜を加熱したり乾燥させたりすることで、ショウガオールという成分に変化します。
ショウガオールには鎮痛効果や血行促進効果があるとされ、体が温まることによる免疫力アップの効果も期待できそうですね。
また、生姜独特の香りはジンゲロンによるもの。ジンゲロンも血行促進効果が期待される成分で、さらに代謝促進や脂肪分解にも作用するとされています。
生姜は、多くの人々を悩ませるつらい症状の改善に役立つ万能食材です。血行促進による冷え性改善や発汗促進に加えて、免疫力アップにより風邪を引きにくくする効果もあるとされています。
また、胃腸の働きを活性化させることで消化吸収能力を高めるほか、食物繊維による便秘解消にも期待大。
ジンゲロンの効果として代謝アップや脂質の吸収抑制も挙げられることから、生姜はダイエットにも役立つ食材だといえそうです。
冷え性が和らげばむくみ改善につながり、さらに体が温まれば代謝も上がります。食事に生姜を上手く取り入れることで、太りにくく痩せやすい体に近づけるかもしれませんね。
摂取目安は1日10gで、量としては大さじ1弱ほど。
冷え性や免疫力の低下、体型や体重に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ積極的に生姜を摂取してみてはいかがでしょうか。
それでは最後に、お手軽に作れる生姜のレシピをふたつご紹介します!
【生姜シロップ】
材料は国産レモン2個、ハチミツ1カップ弱、生姜はお好みで150gほど。生姜は皮をむいてスライスし、皮付きのままスライスしたレモンと一緒に煮沸消毒した密閉瓶に入れ、ハチミツを注ぎます。
一晩馴染ませたら生姜シロップの完成です。ソーダで割ってもよし、トーストに塗ってもよしの万能シロップとして使えますよ。
【生姜の佃煮】
鍋の中に、皮付きのまま千切りした生姜100g、砂糖・醤油・酒はそれぞれ大さじ2、みりん大さじ1を入れて、汁気がなくなるまで煮詰めます。
ごはんのおともにもぴったりな、とっても簡単な佃煮の完成です!
ここまで読んでくださった方々の中には、生姜を買ってもどう料理に使っていいか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。その場合はチューブ入りのすりおろし生姜が便利でおすすめです。
普段のおかずに加えたり、スープや紅茶にちょっと入れたりしながら、日常的に生姜を食べる習慣を心がけてみてはいかがでしょうか。
生姜のパワーでポカポカ温まりながら、寒い時期を快適に過ごしてくださいね。
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