水耕栽培は土いらずで、虫も少なくメリットがいっぱい!水耕栽培で育てやすい植物とハーブを10種類まとめました。家にあるもので始める水耕栽培の手順も詳しく解説します。
気軽に家庭菜園を始めてみたいなら、水耕栽培がおすすめです。ここでは水耕栽培のやり方と、いますぐ始めるメリットをまとめました。
初心者にも育てやすい野菜とハーブも紹介します。植物を育てるのが好き、興味があるという人は参考にしてみてくださいね。
水耕栽培とは、水と液体肥料で植物を育てる方法です。土を使わないのが大きな特徴で、以下のようなメリットがあります。
・土が不要なため、作業をする手や周辺が汚れにくい
・虫が湧きにくい
・狭いスペースで栽培ができる
・ガーデニング用品がなくても始められる
特にマンション住まいだと、土の汚れや虫の発生によるご近所への迷惑が気になる人も多いでしょう。土いらずで虫も少ない水耕栽培は、いままで家庭菜園を諦めてきた人にもおすすめです。
通販サイトやホームセンターでは水耕栽培キットが売られています。手間をかけずに始めたいときには便利ですが、安くはないのが事実…。
実は、水耕栽培は家にあるものでできるんです。必要なものと手順をまとめました。
■用意するもの
・容器(豆腐の容器、タッパーなど)
・スポンジ(メラミンスポンジはNG)
・トイレットペーパー
・種
・液体肥料
・500mlペットボトル
・アルミホイル
■手順
【種まき~発芽まで】
1.スポンジを2cm角に切り、十字に切り込みを入れます。水に浸して空気を抜いておきましょう。
2.十字の切り込みに種を2~3粒まきます。
3.容器にスポンジを並べ、スポンジが半分浸かる高さまで水を注いでください。乾燥防止のためにトイレットペーパーを被せます。
4.日陰に置いて発芽を待ちましょう。
5.発芽したら日当たりのよい場所に移動し、液体肥料を与えながらしばらく育てます。
【~収穫まで】
1.500mlペットボトルを上から1/3あたりで切り離し、飲み口があるほうをひっくり返して下部分にはめ込みます。
2.飲み口に苗ごとスポンジを押し込み、根は飲み口から下へ垂らします。1の下部分には根が2/3ほど浸かる程度の水を入れましょう。
3.根が隠れるようにアルミホイルを巻きます。
4.日当たりのよい場所に置き、水は毎日替えます。元気がなくなれば液体肥料を与え、収穫を待ちましょう。
最後に、水耕栽培で育てやすい野菜やハーブと、それぞれの収穫までの期間をまとめました。
■野菜
ブロッコリースプラウト | うまくいけば数日 |
サラダ菜 | 約3週間 |
水菜 | 約3週間 |
レタス | 1~2ヵ月 |
ルッコラ | 1~2ヵ月 |
ミニトマト | 約2ヵ月 |
豆苗(※) | 7~10日 |
※豆苗は、食べられる部分を切り落としたあとの根元を容器に入れ、根が浸る程度に水を入れておくとまた育ちます。ポイントは茎を豆から2~3cm上まで残すこと。
水耕栽培の代名詞のような存在なので、試したことがなければチャレンジしてみてくださいね。
■ハーブ
バジル
|
約1ヵ月 |
パセリ | 約2ヵ月 |
パクチー | 約2ヵ月 |
近頃は食材の値上がりが続いており、筆者も懐が寂しいです…。水耕栽培で野菜やハーブを収穫できれば家計の節約になります。
さらに観葉植物の代わりにもなり、お部屋に緑のインテリアを加えたいときにおすすめ。食べられる上に目も楽しませてくれるとは、まさに一石二鳥ですよね。
水耕栽培を始めてみたら、家庭菜園をもっと極めたくなるかも。「水耕栽培ができる日当たりのいい部屋が欲しい」「広い庭で家庭菜園をしてみたい」といった気持ちが出てきたら、住替えを検討してみては?
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