手洗いに手指の消毒、外出時のマスク着用など、新型コロナウイルスの流行から感染予防への意識が強くなったと感じる人は多いことでしょう。
ところで、家に空気清浄機を置くことに意味はあるのでしょうか?
今回は空気清浄機の機能と、設置するメリットをまとめました。空気清浄機の用途と、使う部屋に合わせた具体的な選び方も解説します。
空気清浄機の役割は、花粉やハウスダスト、粉塵、カビといった空気中の見えない汚れを除去することです。
空気中の汚れに敏感な人といえば、花粉症の人、動物やハウスダストにアレルギーがある人、喘息持ちの人など。空気清浄機があれば、これらの症状を悪化させる原因物質を空気中から減らすことができます。
空気清浄機は24時間ずっと稼働させるのが基本の使い方。たったそれだけで空気のキレイな空間を保ち続けられるのは、大きなメリットだといえるでしょう。
空気清浄機が持つ機能は、機種によってさまざまです。加湿や除湿ができるもの、脱臭機能があるもの、運転音が静かなものなど、用途に合わせてお好みの機能を持った機種を選ぶようにしましょう。
空気清浄機を選ぶときのポイントとなりやすい機能を、4つの項目に分けて解説します。
【集じん方式】
ファン式 |
空気中の汚れをファンの力で強力に吸い込みます。パワフルさが特徴です。 |
電気式 |
静電気を発生させて汚れを集めます。運転音は静かになりやすい傾向です。 |
【センサータイプ】
ニオイセンサー |
ニオイやホコリを検知して空気の汚れ具合を測り、状況に合わせた運転をします。 |
ホコリセンサー |
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温度センサー |
ウイルスが活発になりやすい温度や湿度になると、環境に合わせた運転をします。 |
湿度センサー |
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照度センサー |
部屋が暗くなったのを検知して運転音を抑えたり、操作パネルが発する光を抑えたりします。 |
【加湿・除湿機能】
加湿機能は冬の乾燥対策に、除湿機能は梅雨や夏の湿気対策に役立ちます。
【その他の機能】
付加機能として、扇風機機能やヒーター機能を持つ空気清浄機もあります。
空気清浄機はどんな部屋で、なんの目的で使うかによって選ぶのがポイントです。「安ければなんでもいいよ」と軽い気持ちで選ぶと、思ったような効果を得られず後悔することも。
寝室で使うから静音機能が欲しい、リビングでパワフルに空気をキレイにしてほしいなど、よく考えてみると空気清浄機に求める条件はご家庭によっていろいろあるものです。
とにかく些細な汚れまで除去したいなら、高性能なフィルターを搭載した機種を選ぶ必要があるでしょう。
お手入れに手間をかけたくないなら、自動クリーン機能がある機種を選ぶのもおすすめ。フィルター交換が必要か、不要かも確認しなければなりません。
メンテナンスがしやすく、使用上かかるコストにも納得できるものでないと、空気清浄機を使い続けること自体にストレスを感じてしまうかもしれません。
空気清浄機を選ぶ際には、自分がどんな機能を求めているか、どんな状況で使いたいかを細かく確認することが重要ですよ。
また、空気清浄機に表示されている対応床面積は、実際に使う部屋より2倍以上の広さが表示されたものを選べば充分な効果を実感できます。
もし買ってから効果が薄いと感じるなら、複数設置も検討してみてはいかがでしょうか。
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