梅雨といえば6月のイメージですが、今年はなんと5月16日に近畿の梅雨入りが宣言されました。これは観測史上もっとも早い記録だそうです。
夜になってもいまいち気温が下がらず、なんだかジメジメ。寝苦しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は夏を目前に控えた時期に寝苦しさを感じる原因と、快眠を誘う習慣とおすすめグッズを紹介します。
眠るときの適温は25~26℃、湿度は50~60%を保つのが理想とされています。
梅雨には湿度がぐんと増し、さらに夏になれば室温も26℃を優に超えるもの。汗をかけば布団の中は蒸れ、パジャマやシーツが肌にぺったりと貼りつく感じがするなど、梅雨から夏にかけては寝苦しさを感じる要素がたくさんあります。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくとはよく耳にしますが、暑い季節はおのずと汗の量も増えることに。加えて、寝具やパジャマの素材が気温や湿度に適したものでない場合、不快さと寝苦しさはさらに強くなる可能性があります。
寝苦しい日が続いているなら、毎日の習慣を見直してみましょう。快眠を誘う5つの習慣を紹介します。
1.ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって入浴する
39~40℃のお湯に20分ほどゆっくり浸かる入浴は、リラックスに効果的。寝る2~3時間前に入浴を済ませておくと、寝る時間あたりにちょうど体温が下がってきて、自然と眠くなってくるでしょう。
2.エアコンを上手に活用する
快眠のためにはエアコンをつけっぱなしにするのがおすすめ。設定温度は28℃程度にし、体に風が直接あたらないよう風向きを調整しましょう。タイマーで切れるようにすると夜中に暑くて目が覚めることもあり、眠りが浅くなってしまう可能性があります。
3.好きな音楽や自然音をBGMにする
眠れない夜に些細な音が気になるのはよくあること。時計の秒針や外を走る車の音など、耳について離れないときには、リラックスできる音楽や自然音をかけて自分が眠りやすい環境を整えてみてください。
4.朝は日光を浴びて朝ごはんを食べる
朝起きたらカーテンを開けて、朝日を浴びて体内時計をリセットしましょう。朝ごはんを食べてその日のエネルギーをチャージし、日中しっかり動けば、夜には自然と眠くなり快眠できるはずですよ。
5.眠りを妨げるものは寝る前に摂取しない
カフェインは摂取してから4~5時間ほど興奮作用が続くといわれるので、夕方以降は控えるのが無難。お酒は眠りを浅くするほか、利尿作用もあるので夜中にトイレに起きやすくなります。
夏に使うマットレスや敷布団には、通気性が高いものを選びましょう。硬めのものを選ぶと体に貼りつく感じを減らせます。
また、パジャマやシーツの素材は麻がおすすめ。通気性や吸水性に優れ、速乾性もあるため、寝ている間にかいた汗も気になりにくくなります。
寝るときに身につけるものの肌触りが気になると、眠りを妨げる原因に。肌触りのよさを重視するなら、綿や麻など自然素材のものを選んでみてはいかがでしょうか。
もし、いま使い古した普段着などを寝間着にしているなら、パジャマを着用しましょう。パジャマは寝るために作られた衣類なので、汗を適切に吸ってくれるほか、通気性や吸湿性にも優れ、快眠をサポートしてくれます。
リラックスして眠るためにも、サイズ感はゆったりめで選ぶのがおすすめです。
寝苦しさを感じる理由は人によりさまざま。梅雨や夏に毎年寝苦しさを感じているなら、室温設定や寝具選びにこだわってみましょう。
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