東大阪とラグビーには深い関係があります。今回は東大阪にあるラグビーの聖地を紹介しながら、東大阪とラグビーの歴史を深掘りしていきます。
ラグビーを学びたい子どもたちにおすすめの少年ラグビースクールの情報もまとめました。
東大阪にある「東大阪市花園ラグビー場」は、日本で初めて建設されたラグビー専用グラウンドです。
完成したのは1929年(昭和4年)。90年以上も前から日本にラグビー場があったなんて、驚いた方も多いのではないでしょうか?
東大阪にラグビー場をつくることになった背景には、秩父宮雍仁親王(大正天皇の第二皇子)の存在があります。
1928年のこと、秩父宮雍仁親王は電車の窓から東大阪の景色を眺めて「このあたりの空き地にラグビー場をつくってはどうか」とおっしゃったのだとか。日本におけるラグビーの歴史に皇族が関わっておられたとは、さらに驚きですよね!
東大阪市花園ラグビー場はその翌年に完成し、いまもラグビーの聖地として多くの人々に親しまれています。
2017~2018年にかけては大規模な改修工事が行われ、見違えるほどキレイになりました!生まれ変わったグラウンドではこれからも熱いラグビーの試合が開催されていくことでしょう。
花園近鉄ライナーズは東大阪を本拠地とする社会人ラグビーチームです。今季、ラグビーの国内リーグである「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」の2部で勝ちあがり、来季の1部昇格が決定しています!
チーム名の由来は近鉄特急の「アーバンライナー」から。アーバンライナーの力強さとスピード感をラグビーと結びつけ、チーム名に加えたのだそうですよ。
これまでに日本代表選手も多数輩出してきた花園近鉄ライナーズ。ホームグラウンドはもちろん東大阪市花園ラグビー場です。
前身となる大阪電気軌道ラグビー部は、東大阪市花園ラグビー場の完成年と同じ1929年に創設されました。
日本選手権では3回、全国社会人大会では8回も優勝した経験があり、関西社会人リーグでは歴代最多の17回もの優勝実績があります。
2018年にトップリーグより降格してからは長らくくすぶっていた花園近鉄ライナーズですが、来季は大活躍の予感です。皆さまもぜひ応援してくださいね。
日本でラグビーが大注目を集めたのは2019年のこと。トライ、フィジカル、スクラムにジャッカルなど世間にはラグビー用語が飛び交っていました。
それまでラグビーに触れてこなかった方々も、テレビにかじりついて熱狂した年だったのではないでしょうか。
あの大流行から早3年。ラグビー選手になりたいと夢を抱く子どもたちは、以前より増えているかもしれません。
国内はもちろん世界で活躍する選手になるためには、幼いうちから練習に励むに越したことはないでしょう。
東大阪には3つの少年ラグビーチームがあります。スクール名と主な練習場所、公式ホームグラウンドの情報をまとめました。
スクール名 |
主な練習場所 |
公式ホームページ |
東大阪KINDAIクラブラグビースクール |
意岐部中学校 住所:東大阪市御厨東2-9-45 他 |
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花園ラグビースクール |
花園中央公園芝生広場 住所:大阪府東大阪市松原南2-16 ドリーム21西側 他 |
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布施ラグビースクール |
布施工科高等学校 住所:東大阪市宝持3-7-5 |
ラグビーは全身を使うスポーツなのでフィジカルがとても大切です。本気でうまくなりたいと思うなら、スクール以外でも練習できる環境があるといいですよね。
家で練習できれば一番ですが、マンションや賃貸でスポーツの練習をするのは気が引けるもの。ボールを投げたりタックルしたり、心置きなくラグビーの練習に取り組むならやはり持ち家の一戸建てがおすすめです。
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