お正月に親族が集まると、多くの子どもたちはお年玉をもらいます。普段は手にすることのない大金を子どもたちにどう使わせるか…。悩みどころですよね。
今回は子どもの金銭感覚を養う方法を解説!金銭教育を進める中で親が気をつけるべきこととは?
昔はきょうだいが多い子どもばかりで、お年玉も均等に分配されていました。しかし、現代は少子高齢化社会。親戚が集まっても昔ほど子どもは多くなく、大勢の大人が少ない子どもたちにお年玉を渡すような構図になっています。
お年玉は子どもにとってとても高額です。子どもにすべて使わせるか、一部だけ与えるか、全額貯金するか。方針はご家庭によりさまざまでしょう。
また、最近はお年玉を電子マネーでもらう子どももいるのだとか!キャッシュレス化が進む現代ならではですよね。
買い物の支払いに電子マネーやクレジットカードを使う親も増え、子どもにとって現金はもはや新鮮です。安全に正しくお金を使ってもらうためにも、子どもが幼いうちから金銭感覚を養ってあげましょう。
金銭教育を始める時期は、子どもの年齢や成熟度によって変わります。幼稚園や保育園に通う年齢の子どもでも、お金やお買い物に興味があるなら少しずつ教育を開始しましょう。
ここでは年中さん~小学校くらいまでの子どもが理解しやすい、金銭教育の方法をまとめました♪
1.親がお金を使うところを見せてお手本になる
お店で店員さんにお金を渡すと欲しい物が手に入る、余分にお金を出せばお釣りが返ってくるというやり取りを間近で見せてあげましょう。
2.お小遣い制で計画性を学ぶ
子どもが買い物の仕方を覚えたら、決まった金額のお小遣いを渡します。そして一週間、おやつなどを自分で買わせてみてください。
そこからお小遣いの頻度を2週間に1回、月1回と徐々に伸ばして、やりくりに慣れさせましょう。どれだけ使えば次のお小遣いまでお金を余らせられるか、お金が足りなくなったらどれくらい困るのか、自分で考える機会になります。
3.お小遣い帳をつけさせ、お金の流れを学ぶ
お金をやりくりする方法を理解し、計算ができる子には、お小遣い帳をつけさせるのがおすすめです。
自分がなににどれくらいのお金を使っているか見える化できるため、無駄遣いを減らせるようになります。
4.電子マネーの使い方を教える
スマホや交通系ICカードなどを使えば、現金がなくても買い物ができることを実践しながら教えましょう。
5.お金のトラブルや危険性を伝える
お金は使えばなくなる、高価な物を考えなしに買ってはいけない、お金の貸し借りはトラブルのもとになる…など、子どもが分かる範囲からお金の危険性を教えておくのも重要です。
金銭教育をするにあたり、親が気をつけるべきことはたったひとつです。それは、子どもに自分のお金の責任を持たせること。
子どもがお小遣いを使いすぎたからといって「仕方ないね」「今回だけだよ」と、余分に与えてはいけません。「ねだればお金はいくらでももらえる」と、子どもが勘違いしてしまいます。
また、子どもがよく考えてお金を使おうとしているなら、それに対して口を出すのも控えましょう。結果的に必要のないものを買って後悔する経験も、子どもにとってはお金の勉強になるものです。
子どもの金銭教育を始めると、親もお金の大切さに改めて気づけるかもしれません。お金についてしっかり考えられるようになれば「いつかは…」と思っていたマイホームの購入も現実味を帯びてくるかも!?
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