アニメ「PUI PUI モルカー」のヒットで注目が集まるモルモット。動物園のふれあいコーナーで見たことのある人も多いのでは?
今回はモルモットを家で飼うために必要な環境から、日々のお世話、餌のこと、注意点までまとめました。モルモットの歴史と種類も紹介しながら、どんな動物なのか詳しく解説していきます。
モルモットはうさぎよりやや小さな小動物で、くしゃっとした小さな耳が特徴です。ペットとしての歴史は古く、17世紀以降にはヨーロッパで飼育されていたといわれます。
ケージで飼うのが基本となり、集合住宅でも飼いやすいペットです。
毛並みによって呼び方が変わり、毛色も豊富。飼うならいろいろな種類のモルモットを見比べて、運命の子を探してみてはいかがでしょうか。
毛並みの種類をざっと5つ紹介すると、
・短毛のイングリッシュ(ショート)
・長毛のシェルティ
・縮れ毛のテディ
・頭のてっぺんにつむじがあるクレステッド
・寝癖のような見た目のアビシニアン
など。なお、モルモットは基本的に臆病な性格です。撫でたり抱っこできたりするかは、その個体によることを覚えておきましょう。
モルモットを飼う前の準備として、まずはケージ、水を飲むための給水ボトル、餌入れは牧草入れとペレット入れの2種類を用意しましょう。
ブラッシングするためのブラシや、爪切りも必要になります。
ケージの大きさは、モルモット1匹あたり横60cm奥行き35cmの広さを確保してあげてください。高さは30cm程度あれば充分です。
ケージに敷く床材は、まず一番下に新聞紙やタオルを敷き、その上にペットシート、すのこやネット、牧草の順に敷きます。
すのこやネットはモルモットが足を挟まないよう、隙間の小さいものにすると安全です。
モルモットは臆病なので、ケージの中で落ち着いて過ごせるよう隠れ家も用意してあげましょう。
モルモットはよく食べるので、餌と水は朝と夕方の1日2回与えてください。主食は牧草とペレットで、おやつとして野菜や果物も与えます。
ネギや玉ねぎ、ニラ、アボカドなどはモルモットにとって毒です!
ほかにもなにが食べられて、なにが害になるか、事前に調べてから与える習慣をつけてくださいね。
モルモットは寒すぎるのも暑すぎるのも苦手です。室温は20~26℃に保ってあげましょう。
排泄量が多いですが、基本的にトイレは覚えません。ケージ内の見える汚れは毎日取り、週1回を目安に床材をすべて入れ替えます。
月に1~2回はケージ内を空にし、餌入れ、水入れ、そのほかのレイアウトまですべて洗ってください。
不衛生な環境やストレスは病気のもと。皮膚疾患を防ぐためこまめにブラッシングをし、爪の伸びすぎで怪我をしないよう定期的に爪切りをしましょう。
また、牧草をしっかり食べない子は不正咬合といって、上下の歯の噛み合わせが悪くなることも。噛み合わせの悪さは食欲不振につながります。
ゃんと餌を食べているか、日々よく観察してあげてくださいね。
モルモットを診られる病院が近所にあるかどうか、飼う前に調べておくことも大切ですよ。
ペットは暮らしに癒しをくれる存在です。一度飼ったら責任を持ってお世話しましょう。
なお、モルモットはよく鳴き、鳴き声も大きめです。近所のことを気にせずのびのびとモルモットを飼うなら、戸建てで飼うほうが安心できるかもしれません。
モルモットも飼い主も快適に暮らすなら、戸建てへの住み替えを検討してみてはいかがでしょうか?
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