犬や猫、小動物などのペットを飼っている方は多いですよね。暮らしに癒しをくれるペットですが、そのニオイに悩まされているご家庭も少なくないのでは?
外出先からの帰宅時や掃除中、なんともいえないニオイが鼻をかすめて「ん?」となった経験もあることでしょう。今回はペット臭の原因と、すぐに実践できる5つの対策をまとめました。
ペット臭がする原因は、ペットのニオイがソファやカーテン、布団などの布製品や、ペットのグッズに染みついているため。
人に体臭があるように動物にも特有のニオイがあります。
たとえば犬は犬種によって差はありますがもともと体臭が強い動物で、ある程度ニオイがするのは受け入れるべきです。
猫はキレイ好きな動物で、毛づくろいもこまめにするため猫自体のニオイは少なめ。ただし、猫は完全室内飼いされることが多く、室内にトイレを置いているならトイレは当然臭います。
小動物や鳥も基本的にはニオイが少ないです。とはいえやはりフンや尿はニオイがしますし、飼育ケージの掃除をおろそかにすればニオイは気になるでしょう。
なお、ペットとして人気のフェレットにはニオイを発する臭腺という器官があるため、体臭も強めです。
ペット臭はきちんと対策すればかなり軽減できます。お世話の一環として以下5つの対策を実践しましょう。
1.換気
室内にこもったニオイを外へ逃がします。空気の流れができるとペット臭はかなり軽減しますよ。
2.洗濯
カーテンやクッションカバー、シーツ、ペットのおもちゃなど洗えるものは定期的に洗濯しましょう。なお、洗剤はペットにも安全なものを使用してください。
3.掃除
ペットのトイレやケージを汚れたままにしておくのはNGです。ニオイが気になるのはもちろん、不衛生にもなるためペットの健康を害したり、ストレスの原因になったりすることもあります。
大切なペットのためにも掃除はこまめにしましょう。
4.ブラッシング、シャンプー
犬はブラッシングで毛の汚れを落としてあげるとニオイが軽減します。月2回くらいを目安にシャンプーをしてあげるのもおすすめです。
猫は基本的に自分で毛づくろいをしますが、高齢の猫や毛づくろいが下手な猫だとニオイがする場合も。ニオイが気になったらブラッシングをしてあげましょう。
なお、猫はシャンプーが嫌いな子も多いです。短毛種なら年1~2回、長毛種はできれば月1回くらい洗ってあげられるといいですが、無理はしないであげてくださいね。
5.消臭スプレー
ホームセンターやドラッグストアではペット用の消臭スプレーも売られています。ペット臭の軽減を目的に作られているため、ペットのベッドやトイレにシュッと吹きかけるだけで大きな消臭効果を実感できるでしょう。
リフォームでペット臭に強い家づくりをする方法もあります。壁にできる施工としては、ニオイを吸着する壁紙を貼る、消臭効果があるとされる珪藻土を塗るといった方法が有効です。
床は掃除がしやすい床材に変えましょう。ペットが汚してしまってもさっと拭ければニオイも気になりにくくなります。
なお、絨毯やラグはペットのニオイが染みつきやすい布製品です。ペットがいるなら思い切ってなくすことも検討してみてくださいね。
リフォームでペット臭対策をするなら、いっそ1から家づくりを始めてみるのはいかがでしょうか?
城戸産業がペットと快適に暮らせる住まいづくり、住まい探しをお手伝いいたします!大切なペットと一緒にどんな家に住みたいか、お客さまのご要望をなんなりとお聞かせくださいませ。