初めてのペットには魚がおすすめです!今回はアクアリウムの魅力を語りつつ、魚の飼育に必要な道具と、水槽のメンテナンス方法を解説します。
合わせて、初心者でも飼いやすい魚を5種類まとめました。
魚をはじめとした水生生物を飼う趣味をアクアリウムといいます。
ちなみにアクアリウムという言葉の本来の意味は「水生生物を飼育する設備」です。要するに水槽をさすのですが、近頃は「魚を飼う趣味=アクアリウム」と言っても伝わるようになりました。
色とりどりの魚が優雅に泳ぐ光景は、子どもの好奇心を刺激し、想像力を豊かにしてくれます。
水草や岩を使った水槽レイアウトにまで凝り始めると、どんどん深みにハマってしまうことでしょう。いま趣味がない方は、ぜひアクアリウムを始めてみてはいかがですか?
■水槽
おすすめは横幅30~60cmの水槽です。30cm未満の小型水槽は水量が少なく、水質や水温を保つ難易度が上がります。水を入れた水槽はかなり重くなるので、安定感があり、重さに耐えられる場所に設置しましょう。
■フィルター
水を濾過する装置です。種類が豊富なので、飼育する魚や環境に合わせて選びましょう。
■ライト
水槽内の見栄えがよくなります。魚と一緒に水草を育てるなら必須です。
■カルキ抜き
魚が住める水を作るために欠かせません。水質安定剤、塩素中和剤といった名称で売られている場合もあります。
■餌
メダカ用、金魚用など専用餌のほか、浮くタイプ、沈むタイプなど豊富な種類があります。
■レイアウト用アイテム
砂利、水草、岩など。
■水換えグッズ
水槽から水を汲み上げるエアーポンプ、バケツ、掃除用のブラシやスポンジなど。
【基本の飼い方】
1.水槽に砂利や水草、カルキ抜きをした水を入れ、フィルターを回したまま1~2ヵ月放置します。魚の飼育に適した水を作るために必要な工程です。
2.魚を購入します。購入してきた袋のまま水槽に浮かべて1時間ほど置き、袋の中の水と水槽の水の温度を合わせましょう。
3.袋の水ごとバケツに魚を移し、水を1/3ほど捨て、捨てたのと同量の水を水槽からゆっくり加えます。同じ作業を3~4回行い、水槽の水の水質に魚を慣らせてください。
4.魚を網ですくい、水槽へ入れます。その後は1週間に1回、1/3程度の水換えを行いながら水槽を維持しましょう。
【飼育魚の種類】
■淡水魚
水質の悪化に強く、初心者でも飼いやすい魚が多いです。金魚やメダカ、ドジョウ、タナゴなど。
■熱帯魚
選択肢が豊富で、カラフルな見た目の魚がたくさんいます。飼育にはヒーターが必須です。
■海水魚
人工海水で飼育します。淡水魚や熱帯魚に比べて飼育設備が大掛かりになるため、アクアリウムに慣れてから飼育を検討しましょう。
最後に、初心者でも飼いやすい魚を5種類まとめました。いずれも水質の悪化に強く、丈夫な魚です。
まず淡水魚のおすすめは以下3種類になります。
・メダカ
・和金
・アカヒレ
和金は、金魚すくいの金魚といえばイメージしやすいのではないでしょうか。
熱帯魚なら、以下2種類が比較的飼いやすい魚種です。
・グッピー
・プラティ
飼育には必ずヒーターを導入し、常時25℃前後の水温を維持してあげてくださいね。
アクアリウムにハマると、もっと大きな水槽が欲しくなったり、水槽の数を増やしたくなったりするかもしれません。
けれど、賃貸だと大きすぎる水槽は重さが心配です。マンションでは万が一大量の水がこぼれたとき、階下への影響も気になるのではないでしょうか。
アクアリウムに没頭したいなら、一戸建てへの引越しをご検討ください。東大阪で住まい探し、住まいづくりを始めるなら城戸産業へご相談を!