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カタツムリの飼い方と不思議な生態を深掘り!自由研究にも♪

お父さんと子供と虫眼鏡

夏休みの宿題の定番といえば自由研究。パパもママも、自分が小学生の頃にはテーマ選びに苦労した思い出があるのでは?
迷ったときは身近な生き物の観察を研究テーマにしてみましょう。 今回は梅雨時期から8月頃にかけてよく見かけるカタツムリをピックアップ♪不思議な生態を親子で研究してみませんか?




もくじ
意外と知らない!カタツムリってどんな生物?
カタツムリの餌は?おもしろい生態にも注目!
けっこう長寿命!カタツムリの上手な飼い方

意外と知らない!カタツムリってどんな生物?

朝顔とカタツムリ

日本に生息しているカタツムリの種類はとても多く、なんと約800種もいるのだとか!殻の形や色、大きさの違いで見分けられるので、カタツムリを見つけた際にはよく観察してみましょう。

 

さて、カタツムリを捕まえたいときはこんなところを探してみてください。

・木や植物の葉っぱの裏

・コンクリートの壁

・落ち葉や石の下


カタツムリは湿った場所を好むので、雨の日や、雨上がりのジメジメしているときに探すと見つかりやすいはずですよ。


なお、カタツムリはオスメスの区別がない雌雄同体の生き物です。2匹いれば交尾をして両方が卵を産むことも覚えておいてくださいね。

カタツムリの餌は?おもしろい生態にも注目!

カタツムリの餌は野菜や果物です。ニンジンやきゅうりの切れ端にキャベツの芯など、料理のときに余りがちな部分を与えると、食材を無駄なく使えてエコですよ。


カタツムリの歯は舌にあり、おろし金のようになっています。餌は噛んで食べるというより、削りとって食べるイメージに近いです。

ちなみにカタツムリの糞の色は、食べたもので変わることをご存じですか?ニンジンを食べればオレンジ、きゅうりなら緑、大根なら白になるので実験してみてはいかがでしょうか。

けっこう長寿命!カタツムリの上手な飼い方

三匹のカタツムリ

カタツムリの寿命は大切に飼えば3年ほど。大型のカタツムリなら10年近く生きる場合もあるんです。意外と長生きですよね。

最後にカタツムリを飼うときに必要なものと、基本の飼い方をまとめました!

 

■飼育に必要なもの

・飼育ケース

・枝、石、落ち葉などカタツムリの隠れ場所になるもの

・餌入れ

・霧吹き

 

■飼い方のポイント

飼育ケースは直射日光が当たらない風通しのいいところに置きましょう。壁を伝って脱走するのを防ぐため、飼育ケースのフタはしっかり閉めるのを忘れずに。

 

毎日のお世話は餌の交換と糞の掃除、そして霧吹きです。

カタツムリは乾燥が苦手なので、112回、霧吹きでケースの中をほんのり湿らせてあげてください。(※水浸しになるほど霧吹きをするのはNG!飼育環境の悪化を招きます)

 

飼育ケースは1~2週間に1回の頻度で丸洗いを。ケースに入れている枝や石も取り出し、水道水とスポンジでぬめりを洗い流します。

ボロボロになった落ち葉は交換してあげましょう。

 

なお、カタツムリに限らず、自然環境で生きてきた生き物は菌や寄生虫を持っている可能性が高いです。カタツムリのお世話をしたあとは、必ずすぐに手を洗ってくださいね。

 

カタツムリは鳴き声もなく、清潔を保って育てればあまりニオイも気にならないため、比較的飼いやすいペットだといえます。

卵の殻を食べたり、餌によって糞の色が変わったり、さらに雌雄同体など不思議な生態を持つ生き物なので、自由研究の観察対象としてもおすすめです。

 

カタツムリの飼育を通じて生き物を飼う楽しさを知ると、ほかの動物も飼ってみたくなるかもしれません。


鳴き声や騒音が気になってペットを飼うことを躊躇しているなら、一戸建てへの引越しを検討してみませんか?ペットと快適に暮らせる住まい探し、住まいづくりを城戸産業がお手伝いいたします!


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