こんにちは!
インテリア収納コンサルタントの若林弓子です。
近年のコロナ禍の影響でお家時間が増え、食品ストックをたくさんされている方も多いのではないでしょうか。昔から災害大国の日本では、日用品や食品の備蓄に、皆様関心があることかと思います。そこで、今回はキッチンパントリーに焦点をあて、片付くキッチン収納についてご紹介します。
オンライン授業に在宅ワークと、生活スタイルが変化し家族が家で過ごす時間が増えた今、朝昼晩と3食を家でという方も少なくないでしょう。外出外食がしづらいからこそ「家食」を充実させたい!ですよね。コストコや業務スーパー、大型スーパーを活用し箱買いした食材ストック、備蓄の米や水、重たい缶詰の数々で、空間が大変なことになってはいませんか。お家時間を快適に楽しめる為には、キッチンにパントリーが必要不可欠な存在になっています。キッチン奥に配置し生活感を隠すのもよし、キッチン・リビングの両方からアクセスが良い位置に作り、家族皆が使い勝手良くするのもおすすめです。
先ほどキッチンとリビングの両方からアクセスが良い配置をおススメとして紹介しましたが、最近では、多様なパントリーの形が増えてきています。例えば、キッチンと玄関(シューズクローク)、キッチンと勝手口、キッチンと洗面所、をつなぐ場所にパントリーを作る間取りです。もはや、食材を入れておく場所=パントリーという概念を取り払って、家中のストック部屋として、かさばる大きなモノや重たいモノをまとめて置いておく場所という感じです。さらに、パントリーと家事室を一緒にするなど、よりフレキシブルなプランニングがこれからは主流になってくるでしょう。特に扉を設けずウォークスルータイプのパントリーは、家事動線を短く設計し、通路を兼ねて空間を有効活用できるので、一度検討してみるのもいいかもしれません。
奥様だけがお料理をする家庭と、家族みんなでキッチンを利用する家庭。お料理に時間をかけてこだわる方と、お仕事で忙しく短時間で料理を完成させたい方などでは、キッチンに求める条件も、モノの持ち方も収納の仕方も変わってきます。また、キッチンは、食器が沢山の方、料理家電が沢山の方、食材が多い方など、収納の「場所・サイズ・形」も多種多様に変化してほしいところ。
そこで、パントリーを作る際に気をつけるポイントは、奥行と棚の高さ。奥行があり過ぎてもモノが取り出しにくく、結局食材を賞味期限切れにしてしまうことも多くなります。粉ものセットやお菓子グッズセットなどはグループでまとめて収納し、パッと見て種類や在庫がわかるカゴに放り込み収納にするなど、ザックリとワンアクションで使える奥行と高さにしましょう。棚板は可動棚がおすすめです。家族みんながどこに何があるか、どこに何をしまうかが解るように、キッチリ仕分けをしてラベリング。使用頻度でよく使うモノは手前に置き、適正量を「ここに収まる量だけにする」など、マイルールを作ってストックが増えすぎないようにするといいでしょう。
収納の形に「正解」というものはありませんが、自分にとってラクにできる、家族みんながラクに持続できる収納の形を探してみてくださいね。
「家づくり×収納×インテリア」のお悩み相談を受け付けしています。
@S+HOMEのHPからメッセージして下さいね。
そして東大阪エリアで住まい探しや住まいづくりをご検討なら、ぜひ一度、不動産会社の城戸産業にお問い合わせくださいませ!